快晴の日本晴れのもと、高田本山へとやって参りました。
真宗布教の伝統である節檀説教を現代に蘇らせようと日々精進されている「三河スーパー絵解き座」による絵解きライブが高田本山を会場として開催されました。
満堂の聴聞者です。すごい熱気です。笑いも起こります。お念仏も響きます。
松原妙蓮師(浄土宗鎭西派・浄名寺)
善導大師のお作りになられた「二河白道図」をご自身の生い立ちなども絡めながら、優しく語りかけるような口調でお話されました。
左右田智世師(真宗大谷派・順念寺)
釈迦涅槃図より、「ある」ということの確かめを語られました。
トリを勤めたのは絵解き座の座長・梛野明仁師(真宗大谷派・本澄寺)
流石は梛野師。親鸞聖人御絵伝を広げ、ぐっと堂内の聴衆の心を掴んで、グイグイと引っ張ってゆきます。
私がうれしかったのは、高田本山の職員の人も聴聞に来られている姿を目にしたことです。本山では素晴らしい先生をお招きして数多くの法座が設けられていますが、近くにいて一番聞きづらいのが現場の職員かもしれません。この日は夕方からの講演ということもあり、就業時間外にて心置きなく聴聞されていたのでしょう。