すでに先週のことですが、津市青厳寺へと出講して参りました。
こちらでは毎月、「仏教入門日曜講座」という住職が講師としての勉強会を続けていらっしゃいます。つまり普段からご法耕を積まれているお同行が沢山いらっしゃるお寺なのであります。
だからでしょうね、この青厳寺でお話しする時には、何か誰かが背中を押してくれているかのようにとても話しやすいのです。聞き上手な方が多いということでしょう。
この青厳寺には「慈照軒」という建物があります。中は公民館のような造りとなっています。
法要とお説教が終了すると、役員さんは一斉にこの慈照軒に集結。
前日より準備されていたバザーの始まりです。
お檀家さんより集められた不要品(引き出物や日用品)、農作物などが格安の値段で販売されます。
売り上げは青厳寺の活動資金や本山への寄附へと使われるそうです。
これは面白い催しだと思いました。その売上金額がいくらであるかではなく、このバザーの準備から販売の係まで、地域ごとの当番でまかなっているということ。そして誰もが協力しているからこそ、関心も高く、法要へそしてバザーへと足を運んでくださるのだと思います。
「お待たせしました~」の声と共に一気に人が押し寄せ、机の上は次々と空いてしまいました。
これほどの規模でなくとも、真似したいなあ。